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地球の水と食料
ここでは、人類生存の基本である水と食料について考察しています。
我々日本人にとっては、そこにあることが当たり前と感じている水と食料ですが、その恩恵と自然環境のバランスについて触れてみたいと思います。 ※こちらも、ご協力をお願いします。→ 
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地球の水と食料
ご存じの通り、日本人の平均寿命は暫く前から世界一となっていますが、その理由としては医療の進歩とともに衣食住の充実を挙げることができます。
特に食生活の欧米化による食の充実は、平均寿命の長期化に大きく貢献していると言われています。
しかし、日本としては表向き豊かな食糧事情ですが、問題もあります。
食糧自給率の低さによる外国からの輸入に関しては、生産、加工、流通、消費、廃棄がポーダーレスで行われることにより、日本国内の食の安全に関する厳しい基準がそのまま全行程について維持されるとは言い難いと言えます。
そして生産地にあっては、その地の環境に不可逆的な負担を強いて生産量を確保することが懸念されます。
更に、国防的見地からも、例えば生産地となっている相手国に、生命線である食糧を握られることは決して望ましいことではないと思われます。
一方、途上国では食糧と飲料水の不足やその不衛生が原因で、年間200万人以上の子供が死亡している現実も忘れてはならないことです。
1.水について
水の惑星と言われる地球。
それは、太陽からの距離と地表の温度、そして大気の成分などの条件が重なり、地球上に水が存在することが可能となりました。
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水の循環について
海面や地表などからの蒸発や植物からの蒸散により、大気中に放出された水蒸気は、雲や霧となって大気圏を移動し、雨や雪などとなって陸地に降りてきます。
陸地に降りた水は、地下に浸透しまたは地表を流れ海に向かいます。
その過程で、動植物に摂取され生物の生息に貢献し、気候をも調整し、多様な動植物の生息環境を形成する基本的部分を担っています。 |
地球の水のうち、海水は97%。2.7%は極地や山岳地の氷であり、残りの0.3%が地下水、湖沼水、河川水となっています。
人類が飲用水や生活水として利用できるのは、これら0.3%の更に一部分の表流水だけなのです。
日本の飲料水の現状は、ダムや河川への依存率は約70%、井戸水への依存率は20%と言われています。
それら飲料水源への供給は、もちろん気候次第、雨次第となります。
猛暑日の続く夏場にダムの水が底を突く様のニュースは、年間行事の感さえ漂わせております。
こんな現状の日本ですが、降水量は世界平均の約2倍以上と恵まれています。
同じく蒸発散量は約1.3倍、流出量は約3.7倍となっています。
一人当たりの水の使用量は、都市部で約250リットル/日(2000年)であり、
風呂、トイレの使用量が飛躍的に増加した結果、80年前の約2倍となっています。
ちなみに、80年前(1920年)の日本の人口が約5600万人ですから、
人口は2倍以上となっています。
つまり、日本人の水の使用量は、80年前に比べ約4倍以上となったことが分かります。
この数字は、灌漑用や発電用の水を除いた数字です。
その分、ダム建設による自然破壊、井戸水の汲み上げによる地下水源の枯渇など、背景に存在している大きな環境負荷を忘れてはなりません。
ここまで来ると、使用した水の排水が気になります。
以前は、工業廃水などの産業排水が海水汚染の原因であったものが、その後の水質基準の設定や総量規制などにより改善され、
現在は濁水の70%が生活排水となっています。
分かりやすい例を引用すると、
「牛乳200cc」を魚が住めるレベルまで薄めるには、風呂浴槽10杯分の水が必要となります。
「流しは海の入り口」の言葉をかみ締め、生活汚水を流さないよう個々人の意識を高めることが必要と言えます。
2.食糧について
東京都の調査によると、食の安全に関して不安に感じる項目は、
食品添加物、遺伝子組換え食品、内分泌撹乱食品、残留農薬 などのケミカルハザートが高く、
バイオハザードの危険性に対する不安は相対的に低いのが現状です。
しかしながら、食中毒の61%が細菌によるもの、29%がウィルスによるものとなっています。
(厚生労働省2001年)
(1)食品添加物や残留農薬などについて
指定添加物やADI(許容一日摂取量)基準などによる法的規制により、一定水準のレベルが保たれていると考えられますが、冒頭に記述した通り、全てのプロセスの全ての食品を検査することは不可能であることも現実です。
(2)環境汚染物質について
人が汚染した環境から人の食品が汚染を受ける。その連鎖上にあるのがダイオキシンです。
ダイオキシンは発癌性、奇形などの懸念が大きい物質とされています。
ダイオキシンは95%以上が食品からの摂取であるため、どのような食品に多く含まれているのかを知ることも大事です。
どのような食品を見る上で大切なことは、食材そのものと同時に、獲れた地域の環境負荷を同時に考察する必要があります。
同じ種類の食品でも、その産地によりダイオキシン量が全く異なる場合があります。
つまり、ダイオキシン濃度の高い地域に生息する生物はその影響を受けることになりますが、生物の種類により体内に蓄積する性質のものと比較的蓄積しないものがあります。
具体的には、魚類の濃度が高く野菜の濃度は低いとのデータがありますが、ダイオキシンによる環境汚染の少ない地域の魚介類は問題がないことになります。
近年、生鮮食料品の原産地表示が義務付けられ、農産物は都道府県名を、畜産物は国名を、水産物は水域を表示する取扱いとなっています。
また、賞味期限の表示は省庁間で統一したものとなっています。
これらを、参考に「食の安全」を個人として更に高いレベルで維持したいものです。

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